クラフトデザイナー中部


CDCの活動

「かわいい森の博覧会ーゆるくら2015ー」展 搬入風景

開催を明日に控えての搬入です。今回は過去最大の49名ものクラフト作家さんが参加しているので展示準備も大変。展示会のタイトルに博覧会と銘打ったので、作家名を万国旗に見立てた旗に印刷して各テーブルに配置しました。木工、陶磁器、ジュエリー、金工、テキスタイル、バスケタリー、ガラス細工など幅広いジャンルのとても*かわいい*クラフト作品が勢ぞろいしました。5/12(火)~5/17(日)までノリタケの森ギャラリーでの開催です。皆さん是非ご来場下さい。

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2015.05.12

「ひねって・焼いて・陶 Life 本多 潔・本多 淳子」展レポート

なごり雪が降り、冬の装いで出かけた展覧会『ひねって・焼いて・陶 Life 本多潔・本多淳子』展。会場の入り口で大壺に生けられた、春色のオンシジウムで一気に外の寒さが吹き飛んだ。

本多さん写真1

本多潔氏(以後:本多さん)本多淳子氏(以後:奥様)ご夫妻の2人展。本多さんは、自動車デザインに長く携わっていたので、その作品は「工業デザイン的」である。一方、奥様はDMのご紹介文に書かれているように「当意即妙」な作風である。つまり、お2人の作風は相反している。こういった展示の場合、そのギャップが面白かったり、はたまた、そこらのギャップがしっくりこない場合は、同じ会場で別の展示をしているように「分離」してしまいがちである。しかしながら、今回の展示は、とても心地よい「春のリズム」を奏でている。

本多さん写真2

 

奥様の練り込み作品(違う色の粘土を組み合わせ作る技法)は、その制作秘話をお2人にお聞きした。本多さんがストライプの練り込み技法の作品を制作する傍ら、その行程で余った粘土で奥様がラフに制作した作品とのこと。本多さんのストライプの作品は納得の行く状態では、でき上がらなかったそう。そんな制作秘話を聞き、その心地よい春のリズムに納得した。

 

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本多さんは、前に述べた通り「工業デザイン的」なので、異なる素材を組み込むことが巧妙である。時計のムーブメント、照明装置などにそれを見る事ができる。陶磁器というのは、収縮がその粘土によって大きく違うため、制作前の収縮率の計算や、試作は当然必要となる。また、照明は、磁器とは違い陶器に透光性はない為、どのように光を通すのか、直接的なのか、間接的なのかと「光のデザイン」も必要となる。そして、主流となってきたLEDの特性も考慮した作品となっており、同じく、照明を手がける自分にとってとても勉強になった。

 

本多さん写真4

 

まだまだ見所満載である。少し珍しいところでは、奥様の手がけたフォトフレームである。陶板の作品は目にすることはあれど、額縁は珍しい。その裏のスタンドは木製だが、これも手作りなのだ。この作品に至っても、ご夫婦での試行錯誤がありでき上がったもの。また、木工とのコラボレーションでは、本多さんのお母様の手がけた木彫作品とのコラボも必見だ。

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今回の展示は、ご夫婦で右半分、左半分にだいたい分けられて展示されているが、私個人の意見としては分けずに展示されても面白いのかなと思った。また、本多さんは道具作りの名人である。ご自身のブログではその道具の公開もされているのだが、とても面白いので、その道具と共に展示されるのもいいなと思った。とはいえ、初めての2人展とは感じさせない、見応えのある展示で、今後の展開もとても楽しみだ。           (酒井 崇全)

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2015.03.13

第54回 日本クラフト展 開催

東京ミッドタウン・デザインハブ特別展
第54回日本クラフト展
-DNAにひびくデザイン-

 公益社団法人 日本クラフトデザイン協会
 東京ミッドタウン・デザインハブ
 経済産業省・文化庁・公益財団法人日本デザイン振興会
読売新聞社・
  東京ミッドタウン・デザインハブ
2015年1月10日(土)~2015年1月18日(日)

2015.01.04

特別展「柳宗理の見てきたもの」●記念講演会「民芸とデザイン」開催

特別展「柳宗理の見てきたもの」/豊田市民芸館
 11月16日、記念講演会で会員の友岡秀秋氏が講演します。
期 間 9月9日(火)~11月30日(日)
時 間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分)
休館日 月曜日(ただし祝日は開館)
会 場 豊田市民芸館第1・2民芸館
観覧料 一般300円 大高生200円
中学生以下と70歳以上、豊田市内在住・在学の高校生、障がい者は無料(要証明書)宗理が館長時代に蒐集した日本民藝館コレクションの逸品をはじめ、宗理愛蔵品や宗理の作品を展示し、柳宗理がどのようなものを見つめながら生活し、デザイン活動の糧としてきたのかを紹介します。<関連企画>
●記念講演会「民芸とデザイン」
日 時 11月16日(日) 午後2時~3時30分
講 師 友岡秀秋氏(愛知県立芸術大学教授)
会 場 豊田市民芸館 第3民芸館
聴 講 無料 ただし会期中の観覧券の提示必要
定 員 先着50名 事前申込不要●関連展示
民芸館ギャラリー「柳宗理デザイン展-民芸のポスター・雑誌『民藝』-」
会 期 11月1日(土)~12月7日(日)
会 場 豊田市民芸館 第3民芸館
内 容 柳宗理デザインの日本民藝館展覧会ポスター、雑誌『民藝』の表紙の写真パネルなど。

 

2014.11.08

森尚子展~何これ?不思議は楽しい~レポート

今日は、久々のOFFでした。いつも個展のご案内を沢山いただきます。作家にとって個展は情熱の結晶なので、できるだけ刺激を受けに行きたいのは山々。しかしながら、最近はその余裕もなく、制作ばかりの引きこもり生活でした。しかし、今日は出かけられました♪先週CDCの展示で何度か足を運んだり、毎年自分の個展でお馴染みのところですが…(笑)今回は自分に関わるのこととは別で、ノリタケの森へ~♪
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ジュエリー作家の森尚子さんの個展『森尚子展〜何これ?不思議はたのしい〜』です。小さなジュエリーを、どう展示するのかと思いきや、バルーンで構成されていて、その上に作品があったり、バルーンで作品が吊られ、浮いていたり。作品は、樹脂を中心に、シルバー、ガラスなどの素材。リング、ブローチ、ピアス、ネックレス、そしてスマートフォンケースまでありました。樹脂素材なんかは、金属アレルギーの方でも安心して着けられますね。額縁に入った作品もありましたが、森さんは50号サイズぐらいのものも作りたいとおっしゃっていました。是非観てみたいなぁと思いました。

森さんの人柄そのもののような展示で、とっても楽しく、明るい展示でした。

(2014年6月17日 酒井崇全)

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2014.06.19

「夏がくる!ゆるくら2014」展 終了

今回は「夏」をテーマにして、作家の皆さんから様々な作品が集まりましたが、クラフトは季節との結び付きが深いものだとあらためて感じました。1つ1つの季節の違いを楽しむ心があり、それをクラフト作品に表現する作家の仕事もあるということかと思いました。
 
出展していただいた方々、ご協力いただいた方々、会場に起こし頂いた方々、ありがとうございました。

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2014.06.18

「夏がくる! ゆるくら2014」展 続報

今日は平日にしてはお客様が多く、とてもいい雰囲気でした。 047     今回はエレガントな夏を感じさせる、和紙とガラスの作品をご紹介します。 010039 「夏がくる!」展、なか日を過ぎて残すところ2日となりました。

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「夏がくる!」展 開催中です。

 

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”ノリタケの森”で好評開催中の「夏がくる!」展から、素晴らしい木工作品の数々。

楽器のかたちの団扇なんて洒落てる!いい音色が聴こえてくるかも・・・。

まだまだ他にも これ良いなー! と感じる、作家の心がこもった作品がたくさんあります。

 

 

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2014.06.11

「夏がくる!ゆるくら2014」展 搬入

今日は、いよいよ「夏がくる!」展の搬入です。夏がテーマの様々なクラフト作品が勢ぞろいしました。「これがあれば今年の夏はきっと楽しくなりそう!」というような一品にめぐり合う展示会になると思います。明日6月10日から15日まで、名古屋「ノリタケの森ギャラリー」です。

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2014.06.09

「”春じたく”テーブルコーディネイト と よそおい」展 レポート

”春じたく”をテーマとした今回の展示会は、41名ものクラフト作家の皆さんが出展し、多くのご来場者を得て盛況のうちに終えることができました。

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ひな祭りのこの時期は、日差しも気持ちも一気に明るくなりますが、そうした時節にふさわしいフレッシュで生き生きとした雰囲気の展示会になったと思います。特にテーブルコーディネイトでは、様々な作家の作品を組み合わせることで大変に特徴のある表現を幾通りもアレンジすることができました。

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量販品ではまねすることができない、作家の腕と思いが込められたテーブル、椅子、陶磁器や漆器、タペストリー、更には美しく丹念に作られたアクセサリーや、七宝や織物の壁飾りなどなど、センスの良さと質の高さにあふれた作品の数々をクラフト作品を愛する多くの方々にお届けできたことがなによりです。

 

ご来場いただいた皆様、そして開催にご協力頂いた皆様ありがとうございました。

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2014.03.04

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