クラフトデザイナー中部の20周年を記念した今回の展示は、特定の人のためにモノを作るというクラフトならではの企画でした。使う人のことを思って作るということはやりがいであり、それはクラフトの良さだと言えます。そうした作り手の心がこもった特徴ある作品が揃った展示でした。
ご来場いただいた方々ありがとうございました。来年4月には20周年記念の展示会第2弾として会員のベストデザインが揃いますのでぜひお越しください。
2015.12.08
今日はナディアパーク、デザインギャラリーで搬入作業です。大量生産ではない、一つ一つ手作りのクラフトだからこそ出来る、特定の誰か(あなた)のために作った作品の数々。色々なストーリーのある作品を前に、作業しながらも会員同士で話しが弾んでます。
誰のために作り、どういう工夫をしたかを書いたパネルも楽しめます。
2015.12.01
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会期 2016年1月5日(水)から2月21日(日)
(休館日 / 月曜日 ただし1月11日開館、1月12日休館)
9:30—17:00(金曜日は19:00まで)(入館は閉館30分前まで)
会場 名古屋市美術館
460-0008 名古屋市中区栄2-17-25
Tel / 052-212-0001
入場料(観覧料) 一般当日1,100円ほか
ものづくりの盛んな愛知・名古屋から、アートとクラフトの新しい在り方を発信していく作家たちの個性溢れる作品をお楽しみください。
出品作家 稲葉佳子、徳田吉美、中谷ゆう子、水谷一子、水野誠子、米山より子、KIM HONO
・作家によるギャラリートーク 1月10日10:00から
2015.11.06
今年で30周年を迎えるクリエイティブの祭典、TOKYO DESIGN WEEK。デザイン・アート・ミュージック・ファッション、4つのジャンルから、企業、ブランド、デザイナー、学校がそれぞれのクリエイティブを発表。最 先端のクリエイティブを体感できるイベントです。
【前期】10月24日(土)〜10月28日(水)
【後期】10月30日(金)〜11月3日(火・祝)
※10月29日(木)は終日閉場
【時間】11:00〜21:00(最終日は20:00まで)
【会場】明治神宮外苑絵画館前
くわしくは こちら
2015.10.15
2015.10.15
http://www.edu.city.naha.okinawa.jp/tsuboya
2015.09.01
「ネクタイが木でできていてもいいのです。」と説明書きに書いてあり、確かにご本人のカジュアルなファッションにこの木のタイは良くマッチしていて、その通りだと思いました。これは着色していない自然の木の色の組合せで出来ていてとても粋です。このほかにちょっとポップなボウタイもあります。
「小さいからこそ開けてみたくなる、しまってみたくなる そんな抽斗(ひきだし)」は、一つの抽斗がマッチ箱くらいの大きさ。その小ささゆえに気の利いたインテリアのアクセントになりそうです。木目の風合いが美しい大型のデスクもありました。
これはガラガラ。くねくねとした取っ手の付いた楽しいフォルムは赤ちゃんが最初に手にとって遊ぶ道具に相応しい雰囲気があります。シャカ シャカととてもやさしい音がしました。
岡井さんはこの道で独立してから15年になります。様々な展示作品を観て、岡井さんがこれまで多様な木工の技や考えを積み重ねて来たことを感じます。さらには、今回の個展のサブタイトルが「木と人がつながるカタチ」であることにも納得が行きました。(本多)
2015.08.12
ー 総会 ー
今年度の総会は17名が出席し、籐細工の安井桂子さんのご自宅で行われました。今期の事業の目玉はCDC設立20周年記念事業で、来年4月に記念展覧会、パーティ、記念誌の3つを予定しています。
ー 安井さんの工房探訪 ー
安井さんは籐細工のベテランで一般的な籠に留まらずオブジェ、花器、ランプなど幅広く
制作されています。
材料の籐はラタンとも呼ばれますが、ほとんどが東南アジア産で中でもインドネシアのものが優れているそうで、籠を編む材料として編み易い形に加工したものが輸入されているとのこと。しかし、近年はインドネシア政府が材料としての輸出を制限し、編み上がった完成品の輸出を優先しているので以前より入手し難くなっているらしい。日本で籐製品が最も広まったのは乳母車だったそうで、そう言えば昔は籐の乳母車を良く見かけたなあと思う。今でも、田舎のお婆さんが野菜などを運ぶのに使っているのをまだ見かけます。
籐の編み方には様々な種類があり、素人目には大差ないように見えても編む手間や技術的難易度にはものすごく違いがあるそうです。確かに、様々な作品をしばらく拝見してると単純な編み方と変化や特徴のある編み方の違いが次第に判るようになってきました。
また、中には胡桃の木の皮で作ったバッグ(下の写真の左端)もあり、籐とは違う野趣
のある素材感があります。
籐は自然素材ですが耐久性に優れているそうで、欧米では籐の椅子は屋外で使われることも多く、そのため表面を塗装するのが一般的らしい。一方、日本では自然な素材感が好まれているとのこと。
ご自宅の居間には籐製のランプが置いてあり、個人的にはこれに一番惹かれました。幾何学的にではなくランダムに編んでこうした自由な表現も出来るということに驚かされます。ちなみにこのランプは横にあるコントローラーで明るさを調節できます。(本多)
2015.08.07
今日は天気も回復して大変なにぎわい。見て楽しく、使って楽しい作品が目白押しです。会場のあちこちで「これ、かわいいー!」、「これ、おもしろーい!」、「へー、すごいね!」などのの声が聞こえます。この展示も明日まで、ぜひお見逃しなく。
2015.05.16