ナディアパーク国際デザインセンターのデザインギャラリーで2016日本ジュエリー展が始まりました。公募の入選、入賞作品の数々が展示されています。初日のオープニングパーティでは大賞に輝いた当会会員のあさくらやよいさんを初めとする方々のデザイントークがありました。
あさくらさんの作品は銀を鍛金で成形したもので、表面にある縦の筋は、銀を袋状に成形した後でその中に松脂を溶かして流し込み、それが固まったところで表面を叩いて作るとのこと。とても巧みで繊細な仕事であり、そこからこうした洗練された美しさのある作品が生まれるのだと感心しました。
この展示会は11月11日まで(11:00~19:00最終日は17:00まで)開催しています。
2016.11.10
会員の あさくらやよい さんが2016日本ジュエリー展にペンダントを出品し、
見事大賞を受賞されました。おめでとうございます!
尚、このジュエリー展は、東京、伊丹市、仙台市、名古屋市の各地で9月から
11月にかけて巡回展覧会として開催されます。
2016.10.01
ノリタケの森ギャラリーで開催中の「ハチャメチャに作る・・・」展で今日、木工作家の小椋正明さんによるスプーン作りワークショップをやっています。
小椋さん自作の珍しい足踏み式木工ロクロも展示してあります。
展示会は明日の16:00までです。皆さんお越しください。
2016.07.17
2016.07.11
今年の研修会は豊かな海と森に囲まれた美しい志摩に足を伸ばし、そこで地域起こしやアートやクラフトなどの活動をされている方々と交流するという、大変興味深く且つ有意義なイベントでした。
・・・草木染工房「遊」・・・
林田ご夫妻は、ご主人の定年退職の後10年前ここに移られました。ご主人は元々半導体の仕事をしていたとのことですが、作品のデザインは洗練されていてオリジナリティがあります。また、竹筒を染めた花入れはとても独創的で、異分野を経て染色の道に入った人ならではの発想を感じました。
工房の裏庭では日本ミツバチを飼育されていて、自然の中のライフスタイルをとても愉しんでおられます。
・・・「アトリエ・エレマン・プレザン」・・・
画家の佐藤ご夫妻は、ダウン症の子供たちに絵を教えることで彼らの素質を伸ばし、それを社会へと繋げる活動をされています。ギャラリーに展示された子供たちの絵には活き活きとした迫力があり、その感性の鋭さに心を動かされました。また、つい数日前から販売が始まったというワンピースは、ダウン症の晴子さんが丹念に書いた文字、「がんばってね」、「よろしくね」、「ありがとう」などがあしらわれていて、とても魅力的なデザインでした。
子供たちの作品は世界各国の美術館で取り上げられ、国内でも韮崎大村美術館を始めとして各地で展覧会が開かれているそうです。
今回の研修は、その他にも古民家と竹林の見学、真珠の取り出し体験、海女さんのお店「磯人」でのおいしい食事(ここで総会を行いました)、アコヤ貝の加工体験、さらには志摩市の若くて熱い副市長さんとお話する機会もあったりで、楽しいことが盛りだくさんでした。
今回私たちを案内をしてくれたのは「志摩クリエーターズオフィス」と「ヌゼモン志摩」の方々です。志摩の素晴らしい自然環境の中で暮らしている漁業、民宿、クラフト、アートなど様々な職業の方々が地域の活性化を目指して連携し活動をされている様子が印象的であり、大変良い刺激をいただきました。
2016.06.08
春日井市の「茶楽家 われもこう」でゴールデンウイークの間に舟橋ご夫妻の展覧会が開催されました。
長年プロダクトデザインに関わっておられるご主人は、木の特質を活かしたクラフト
作品も数多く手がけていらっしゃいます。手の込んだものは木工所に加工を依頼されますが、糸鋸で加工できる作品はご自分で作られるとのこと。この糸鋸で切っただけの作品が立体的になったりして、そこにデザイナーとしての発想とセンスの豊かさを感じます。
奥様の着物周りの品々からは、和の深い味わいを感じます。自然の様々な素材の個々の特質を活かしながら日本伝統の技や意匠を通して作られる和装には、日本独特の色であったり肌触りや着心地の美しさがあると感じました。自分自身が普段和服と接する機会がほとんど無いだけに新鮮に感じました。
(本多)
2016.05.09
昨日は、110人を越える方々にお集まりいただいて、とても賑やかな20周年記念のレセプションとなりました。
クラフトデザイナー中部をここまで支えて下さった関係者の方々へ、栄木代表から感謝のご挨拶。
三線の演奏をバックにみんなで沖縄のカチャーシーを踊って盛り上がりました。
日本クラフトデザイン協会の岡本様からのお祝いの言葉。
CDで作った名札には全会員の作品画像を入れました。
料理はすべて女性会員の手作り。これもクラフトデザイナーの力作です。
2016.04.24
2016.04.22
毎日新聞文化面に載った、工芸評論家戸舘和子氏の記事が面白い。ぐい飲みの値段の背景にある、陶磁デザイナーの仕事のお話。
http://mainichi.jp/articles/20160326/ddm/014/070/018000c
2016.04.09