クラフトデザイナー中部


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遺作展6日目は田上知之介さんのトークでした。会場にいた井戸真伸さんと岡崎達也さんも途中からトークに加わっての栄木さんの思い出話となりました。いま活躍中の教え子3人が揃う機会を栄木さんが作ってくれたのです。お3人に共通する話は、苦学生であった頃、栄木さんは先生というよりも父親同然の存在で面倒を見てもらったとの事です。栄木さんの意思は次の世代に繋がっていることが感じられました。

 

 

遺作展最終日のギャラリートークは、私たちクラフトデザイナー中部の新しい代表となった酒井崇全でした。栄木さんの人との繋がり、作品、技法などを総合的にトーク。また、酒井が作った手書きのチラシは栄木さんの全てをわかりやすくまとめたもので、今回、新聞社を含めて多くの来場者に配布することができ、栄木さんのことをより広く深く知ってもらえたのではないかと思います。

 

 

今回の展覧会を通して、デザイナーでありクラフトマンでもあった栄木正敏さんの心はこれから先も繋がって行くのだと感じられました。

2019.07.17