私たちの代表の栄木正敏さんが本を出版されました。
この本には、栄木さんが陶磁器デザインの道に入った1966年から現在までの半世紀に渡る作品と仕事ぶりが詳しく紹介されています。この50年の間に陶磁器の世界が移り変わる中での栄木さんの体験、デザインに対する姿勢、さらには取り組んできた様々な技法などについてご自身が語っていると同時に、日本の近代陶磁器の歴史における栄木さんの仕事の位置付けについてを美術評論家、国立近代美術館の主任研究員、美術ジャーナリストといった方々が寄稿されていて、とても多面的な内容となっています。
伊藤豊嗣氏による美しいブックデザインも相まって、陶磁器デザインの面白さと豊かさが感じられる本です。
発行所:風媒社 199ページ 3,500円(税別)
尚、この本はジュンク堂、丸善、三省堂などで取り扱っています。
2016.02.21