動物をテーマとした今回の企画は当初参加者が集まるだろうかとの不安の声もありましたが、39名の作家さんが参加しバラエティに富んだ作品が集まりました。今回の企画に合わせて初めて動物の作品を造られた方からは新しいものにチャレンジする良いきっかけとなったとの声もありました。また、韓国、北海道、九州など遠方からのお客様を含めて多くの来場者があり大変盛況でした。
様々な動物作品が会場を盛り上げた中で、ワイヤーアートの橋 寛憲さんによる制作実演も来場者の関心を集めていたのと同時に、橋さんのベローシファカ(マダガスカルの横っ飛び猿)の作品はほぼ人間と同じサイズ(実物の2倍)で、これは圧巻でした。
第2展示室の壁を飾った動物イラストは会員の切中[きるなか]優希子さんによるもので、うきうきわくわく感を醸し出していて大変好評でした。そして、それが来場されていた春日井市の子育て支援施設「げんきっ子センター」の館長さん(会員の采睪[わけびき]さんのお知り合い)の目に留まり、施設の飾り付けに使わせてもらえないかとのリクエストがありました。切中さんは子ども達の役に立てるなら喜んで提供させてもらうとこれを快諾して、このイラストが更なる活躍の場を得ることになりました。ちょっと意外な展開ですが、よかったですね!
5/19の搬出日には片付けの後、市内の台湾料理屋さんで打ち上げ。今回、クラフトデザイナー中部の呼びかけに応えて下さった方々と会員との楽しい交流が出来ました。
2013.05.22