クラフトデザイナー中部


会員展示会

建材用板ガラスの問屋で生まれ育ち、その板ガラスを生かした作品を制作している林孝子

の個展。
建築用板ガラスの製造は難しく、日本においては明治4年に着手されながら、36年後の明治40年に初めて旭ガラスにより製造されました。
倉庫の片隅に眠るガラス・捨てられるガラス・冷たく美しいガラス達を生かすことは出来ないか?
試行錯誤を続けながら、板ガラスを何枚も何十枚も、何度も何度も重ねる中で、膨大な可能性を秘めた世界が見えてきました。
光によって変わる色彩、堅牢で脆い、硬くもあり柔軟であり可塑性にも富む、変幻自在に姿を変えるガラス。
一見冷たく思われがちなガラスが、いつの間にか様々に変化する姿に驚かされ、魅了されながら、試行錯誤を続けながら25年余、林孝子の雅羅素(ガラス)になりました。板ガラスを自由自在に操る林孝子のガラス作品をどうぞご高覧ください。

  • ・2014年2月11日(火)~2月16日(日)
  • ・会場:ノリタケの森ギャラリー 第二展示室

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2014.02.13