2014.02.13
建材用板ガラスの問屋で生まれ育ち、その板ガラスを生かした作品を制作している林孝子
の個展。
建築用板ガラスの製造は難しく、日本においては明治4年に着手されながら、36年後の明治40年に初めて旭ガラスにより製造されました。
倉庫の片隅に眠るガラス・捨てられるガラス・冷たく美しいガラス達を生かすことは出来ないか?
試行錯誤を続けながら、板ガラスを何枚も何十枚も、何度も何度も重ねる中で、膨大な可能性を秘めた世界が見えてきました。
光によって変わる色彩、堅牢で脆い、硬くもあり柔軟であり可塑性にも富む、変幻自在に姿を変えるガラス。
一見冷たく思われがちなガラスが、いつの間にか様々に変化する姿に驚かされ、魅了されながら、試行錯誤を続けながら25年余、林孝子の雅羅素(ガラス)になりました。板ガラスを自由自在に操る林孝子のガラス作品をどうぞご高覧ください。
2014.02.13
「オキナワ フォルム」と題して、今回「沖縄」をメインテーマに白一色の白磁の作品
を発表します。
大学の研修旅行で観た沖縄独特のフォルム。あの時から15年…それは、ずっと自分の
中で強い光を放ちつづけています。それを同じように表現するのではなく、自分のやり方
で表現したいと想っていました。
その第一歩として、今回は視覚的に独特のフォルムを作品に取り入れ制作しました。
このテーマには今後も取り組んでいきますが、その第一歩を是非ご覧ください。
また、近年シリーズとして取り組んでいる「ピーチ」をモチーフにした作品と、
白磁による面「ジキメン」も織り交ぜて、白磁の魅力を発信してみようと思います。
展示空間とともに、寒い季節のアツい作品をお楽しみください。
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予定作品数/約200点
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2014年2月25日(火)~3月2日(日)
10:00~18:00 / 最終日は16:00まで
入場無料
ノリタケの森ギャラリー 第1展示室
〒451-8501 名古屋市西区則武新町 3-1-36
tel 052-562-9811
2014.01.16