今日は大変多くの方々にご来場いただきました。
東京在住のイギリス人のポロックさんは日本人デザイナー70人を取り上げた本を現在執筆中で、その取材で来られました。日本語堪能なご主人は焼き物のコレクターで栄木さんの作品をまとめ買い。奥様の本は2020年に出版とのことで、今からとても楽しみです。
午後2時からは愛知県立芸術大学の長井千春教授がギャラリートークを行い、その頃には会場は60人ほどの人で埋まりました。栄木さんが教えを受けた森正洋氏、芳武茂介氏、加藤達美氏、會田雄亮氏との繫がり。そして今度は栄木さんが大学で教えた井戸真伸氏、岡崎達也氏、田上知之介氏らの活躍ぶりなどを紹介していただきました。
一段落した後、多摩美術大学教授で美術評論家の外舘和子さんがおみえになり、栄木
さんの仕事の奥行きの深さとデザインへの探究心の強さを再認識したと語っておられ
ました。また、2016年の作品集出版以降の作品をまとめ、作品集に加えることは栄木
さんの素晴らしい仕事を後世に伝える意味で意義があると思うとも話されていました。
栄木さんの作品が一堂に揃う恐らく最後のこの展覧会、ノリタケの森ギャラリーで15日(月)までです。14日、15日にもギャラリートークがあります。
2019.07.13